初夏が一番好き

初夏がいちばん好きだから、
ショカ。
幼いころから植物好き。
ずっといっしょに
暮らしています。

タチホシノヒトミ(ヴェロニカ アルベンシィ)   植物たちへの感謝をうつくしいにほんごのなまえで   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2024-05-15 00:01:48 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

キセキの星に

ともに生きる植物たちを呼ぶとき

どんな情景を思い浮かべるのか

その想像力が試される

 

似ていれば何でもいいのではない

そう感じたからといって 命名していいのではない

 

ヒョウジュンとかで決まってるから 仕方ない

そのままでいいだなんて

どこかの独裁者の国のようで

オソロシイ

 

たかが野の花のなまえという世界観が

多くのヒトが違和感 嫌悪感を持つ 

ちいさくておおきな問題を

いつまでも放っておく世界観が

 

とてもオソロシイ

 

遠い時代だから許容されたのでしょうか

名付けてしまったヒトのことも

ずっと傷つけているのに

 

植物たちへの感謝をことばにする

できるだけうつくしいことばで

 

凛として迷わず

ヒトもそうありたい

 

 

 

タチホシノヒトミ(立星の瞳・ヴェロニカ アルベンシィ

オオバコ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。

学名、Veronica arvensis。

ヨーロッパ、アフリカ原産。明治のなかごろに確認。

花期、4~6月。花径、4mmくらい。

草丈、30cmくらいに。

ヨーロッパから来た、青い瞳のうつくしい子、

ヴェロニカ アルベンシィ。

宇宙の果てに捨ててきたい標準悪名 立 犬 の 陰 嚢(タチイヌノフグリ)

犬の陰嚢(イヌノフグリ)に似ていて、直立してるから、と。

コレハニホンゴデスカ?

科のオオバコ(大葉子)は、大きな葉の様子からの説。

ゴマノハグサ(胡麻の葉草)はカタチ。

属のクワガタソウ(鍬形草)は、扁平な果実のカタチと萼片が、

兜と角状の飾り、鍬形に似てることから。

 

アーカイブ

3月中旬。

 

 

4月中旬。

 

 

 

4月下旬。

 

ホシノヒトミと。

  

 

タチホシノヒトミとホシノヒトミ

 

 

 

シロバナ

一度だけ観察。

 

5月中旬。

 

 

 

 

ゴマノハグサ科クワガタソウ属の仲間 アーカイブス

 

ホシノヒトミ

ゴマノハグサ科(ゴマノハグサ科)クワガタソウ属。越年草。

ヨーロッパ原産の帰化植物で、1890年頃に東京に帰化。

古からの別名には、ホシノヒトミ(星の瞳)、

瑠璃唐草(ルリカラクサ)、天人唐草(テンニンカラクサ)。

標準悪名 大 犬 の 陰 嚢(オオイヌノフグリ)。

標準和名に、役に立たないことを、犬に例えるセンスのなさ、

 

 

 

フラサバソウ

オオバコ科クワガタソウ属。

ヨーロッパ原産。

明治初期に長崎県で初めて確認。

草丈10~30cmほどの越年草。

花径、3~4mm。花期は4~5月。

 

 

 

 

ヴェロニカ シムバラリア(コゴメホシノヒトミ)

ゴマノハグサ科クワガタソウ属。越年草。

学名:(Veronica cymbalaria)、ヨーロッパ原産。

花期は2~4月。草丈、20cmくらいに。

花径は、5mmくらい。ホシノヒトミより少しちいさい。

1961年東京・小石川植物園に渡来。逸出し野生化。

標準悪名 コゴメイヌノフグリ(小米犬の陰嚢)。

 

 

 


ベニバナエゴノキ    2度目のラブレター      千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2024-05-10 00:01:21 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

遠い 遠い日

 

ふるさと

寺の境内

 

ひかりもれふる

エゴノキの樹の下で

 

セーラー服

2度目のラブレター

 

 

 

栽培記録

2021/10下旬、やさしい西風に乗ってショカ園に。

2022/1中旬。分かっていても、落葉は不安。

 

2022/4上旬。

若葉でて安心。

 

2022/4中旬。鉢増し。

 

 

2023/3 下旬。ツボミ!

 

2023/4 下旬。開花♪

 

(紅花野茉莉)エゴノキ科エゴノキ属。

日本で作出された品種。

エゴノキ。

別名、万葉集、歌舞伎にも登場する、チサノキ(萵苣木)。

日本原産。全国の雑木林に生育。

花期、5~6月ころ。花径、2cmくらい。芳香。

果実、2cmくらい。樹高、3~5m。エゴノキは10mくらいに。

名の由来、果実の味がえぐい、から。

昔は果実を石鹸のように洗濯などに用いた。

子供のころ、セッケンの実と呼んでいた。

甘酸っぱい思い出の樹。

別名チサノキは、果実の実ったようすをチナリ(乳成り)と表現され、

それが訛った説。

野茉莉は中国名。

 

アーカイブ

5月初め。

 

仲間 アーカイブ

エゴノキ

(野茉莉)エゴノキ科エゴノキ属。

 

 

  

 

エゴノネコアシフシ

エゴノネコアシアブラムシが寄生して出来た虫こぶ。

 

  


トベラ    初夏のトビラを閉めないで   千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2024-05-06 00:01:06 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

初夏のトビラを閉めないで

 

甘い風と

ふりそそぐヒカリ

 

初夏がいちばん好き

 

シアワセな時間が止められたらいいのに

 

 

 

育てて4年目。

2024/4下旬。まさかのツボミ♪

 

2024/4/末。初開花。素晴らしい香り。

 

2024/5初め。花のおわりも、ずっと香り続けて。

 

(扉) トベラ科トベラ属。常緑。

原産、日本(石川県・岩手県北限)、東アジア。

海岸近くに生育。

花期、4~6月。花径、1cm。

白から次第に淡黄に変化。 芳香。

初夏、センダンとの香りのデュエットが最高。

樹高。8mくらいに。 雌雄異株。

雌雄花の区別は厄介。

名の由来、2月の節分や大晦日に、この木の枝を扉にはさんで   

邪鬼を払う風習から、「とびらの木」と呼ばれ、訛ったもの。

 

 

栽培記録

2020/2/初め。悪魔の草刈り機から救い出した子。

目が合った気がして、場所も無いのにキリナイヤマイ(笑)。

常緑なのに一度葉が落ちて、

ただの棒が刺さった鉢になってしまった(笑)けど、

 

2020/5中旬。成長が始まった。

 

 

2020/11下旬。

 

2021/5初め。

 

 

2021/11下旬。

 

 

 

2023/1/8

 

 

 

アーカイブ

5月上旬~中旬。初夏の香り。

 

 

 

 

 

 

8月下旬。

アオツヅラフジとのからみ。この絵がほしいけど、スペースが無理かなぁ・・。

アオツヅラフジ アーカイブ

(青葛藤)ツヅラフジ科アオツヅラフジ属。

日本各地から東アジアに分布。

花期は7~8月。花径3mmくらい。

 

 

 

 

10月下旬。

 

11月中旬。

 

 

 

 

 

 

11月下旬。

 

 

1月初め。

 

1月下旬。

 

 

2月上旬。

 

 


アレチヒナユリ     天使のキス      千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2024-05-03 00:01:59 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

 

キュートな

ピンクの雌しべ

 

天使のキス

 

 

 

(荒地雛百合)ツルボラン科(ユリ科)ツルボラン属。多年草。

ハナツルボラン(花蔓穂蘭)とも。ハナアロエは同科異属。

原産地、地中海沿岸。20世紀初めに渡来、野生化。

花期、3~7月(一般的には4~5月頃)。花径、15mm くらい。

草丈、50~80cm。種子は薬用。

 

 

栽培記録  ショカ園

2018/5 採種。蒔く。

 

 

2018/9 発芽確認。

 

2019/7 この時期にアレチヒナユリだと確信。

 

2020/3/10 初めてのつぼみ確認。

 

2020/3/24 初開花。

 

2020/4/末。

 

 

 

2021/2/末。

 

2021/3/末。

マゴ姫が抱きしめて

 

君のこと ずっと大好きなこと

覚めることのない

ずっと胸の奥であたたかい

魔法のことば

 

 

 

 

 

2022/4上旬

 

 

ガレージのドアの前、1㎝巾側溝脇植物園から発芽。

もうドアの開閉に支障きたしてて、やむなく刈り取り。

ドウモウキレイで、すごい繁殖力。

 

 

 

アーカイブ

3月下旬。

 

 

4月下旬。

 

 

5月初め。

 

 

5月下旬。

 

7月初め。

 


アカバナルリハコベ    時空を超える赤い船     千葉県市川浦安アスファルト脇植物園・自宅

2024-04-29 00:01:00 | 千葉県市川・浦安アスファルト脇植物園

 

時空を超える

 

フシギウツクシイ 

 

赤い船

 

 

ヨーロッパで古来より特別な花

季節を行き来できる花時計を持っているよう

 

 

(赤花瑠璃繁縷)サクラソウ科ルリハコベ属。1年草。

ヨーロッパ原産。江戸後期~明治初期に渡来。本州以西の海岸地域に分布。

瑠璃色のルリハコベは、東海以西に。

アカバナが母種であるが、先に渡来したためこの名に。

英名scarlet pimpernel スカーレット・ピンパーネル(黄味がかった紅色のルリハコベ)。

花期、2~9月(一般的には3~5月)。

花径5mmくらい。草丈、10~20cmくらい。

実は3~4mmくらい。6月くらいから花と並行して観られる。

似ているためナデシコ科のハコベが付く。

ハコベは蔓延芽叢(はびこりめむら)が語源の説。

ツル(蔓)が延びて、芽が生い茂る(叢・ムグラ)意。

古代ギリシャから薬草とされ、さらに毒性を併せ持つ。

ヨーロッパでは、神秘的なうつくしさが古来より特別な花として扱われた。

 

 

アーカイブ

3月下旬。

 

 

 

4月下旬。

 

 

 

5月中旬。 

 

5月下旬。 

 

6月上旬。

 

6月下旬。

 

 

7月上旬。

 

 

7月下旬。

 

 

8月中旬。

 

 

9月上旬。

 

 

 

11月上旬。

 

11月下旬。

 

12月中旬。

 

 

1月末。

 

 

2月上旬。